竹富島リゾートホテル建設をめぐるエグさ ~ 本土系「キャバクラ王」が竹富島住民を訴えるスラップ訴訟 ~ 島の声を聞かない RJグループの「開発」は島の「搾取」以外の何物でもない
RJグループ、竹富島でホテル建てる前から島人を訴え、2200万円を要求するなど、もうムリムリ、絶対ムリ !!!
- 島人を無視したホテル開発は、島の「搾取」以外の何物でもない。
- RJエステートが島人を提訴、2200万円の支払いを要求
- ㈱ RJエステートとは、どんな会社 !?
- 竹富島の美しさはカネで作られたものではない
- 本土からも竹富島を守るための声を上げて !
日本の司法は国民を叩く棍棒なのか。
宮古島では、ミサイル基地配備に反対する宮古島の市民を標的にした宮古島スラップ訴訟。
そしてもう一つ、
今問題となっているのは、横暴な開発企業が地元住民を訴えるという信じられない事例である。
この竹富島で。
竹富島の楽しみ方7選!お疲れ気味のあなたに送ります | LINEトラベルjp 旅行ガイド
小さな島の最も美しいコンドイビーチの地を買い占め、巨大リゾート計画・・・
開発か伝統か 竹富島リゾートホテル建設 – QAB NEWS Headline
英語の "exploitation" という語は、ポジティブな意味での「開発」という意味と、たんなる私利を図るだけのネガティブな意味での「搾取」の両方の意味をもつが、
島人を無視したホテル開発は、島の「搾取」以外の何物でもない。
ちがうかね。
竹富島リゾートホテル開発でほとんどの島民が反対の声を上げている。大人の竹富公民館の会員数253名(当時)のうち、200名が反対。ちなみに竹富島の人口は赤ちゃんも子供も含めて350人。
https://www.town.taketomi.lg.jp/sp/userfiles/files/jinko_list_R1_9.pdf
1.島民の合意を得ない開発は許さない
平成27年3月31日開催の平成26年度竹富公民館定期総会の際、会員数253名(当時)のうち、200名が反対を表明している
2.命を繋ぐ水を守りたい
竹富島には、1日あたりの給水が500tと限りがあり、リゾートホテルの建設によって、生活用水が枯渇する恐れがある
3.排水がもたらす環境破壊から守りたい
リゾートホテルの排水が、コンドイ浜周辺に悪影響を及ぼす可能性があるにもかかわらず事前調査も行われていないことや、周辺海域の石西礁湖(せきせいしょうこ)のサンゴ礁に大きなストレスを与える恐れがある
4.周辺陸域・海域の生き物たちの暮らしを守りたい
リゾートホテルによってもたらさられる宿泊客の大幅な増加と光害は、コンドイ浜周辺の生態系に大きな影響を及ぼす可能性が極めて高い
5.島民の暮らしを守りたい
事業者がもたらす事業計画によって、島の祭祀をはじめとする伝統文化に大きな変化が生じ、維持が困難となる
その島民に対し・・・
RJエステートが島人を提訴、2200万円の支払いを要求
島民に2200万円を要求とか、どれだけ汚いことをする会社か、ホテルを作る前から予測ができる。
事業者、反対住民ら提訴 竹富コンドイリゾート開発 「守る会」争う方針 事業者「悪質な名誉毀損」 守る会「スラップ訴訟だ」
2019年10月4日 07:00
【竹富島=竹富】沖縄県の竹富町竹富島のコンドイビーチ周辺で計画されているリゾートホテル建設事業を巡り、事業者のRJエステート(那覇市)は3日までに、建設に反対する「竹富島を守る会」側に損害賠償などを求めて那覇地裁に提訴した。守る会の運動における表現が名誉毀損(きそん)に当たるとして、2200万円の支払いなどを求めている。提訴を受けて守る会は3日、竹富島まちなみ館で緊急集会を開催。弁護団は「典型的なスラップ訴訟だ」とした上で、争う方針を示した。
提訴は8月8日付。竹富島を守る会の阿佐伊拓会長を被告とした。3日の集会で守る会が報告した。RJエステートは同日までの本紙の取材に「対応できない」としている。第1回口頭弁論は11日に開かれる。
訴状でRJ側は、生活用水の枯渇の恐れがあるとしたり、ホテル排水でサンゴ礁に悪影響を与えるとしたりするなどの守る会のインターネット上における主張が、客観的事実や科学的根拠に基づかないとした。
その主張により悪質な事業者との印象が植え付けられるとして、「極めて悪質な名誉毀損行為であることは明らかだ」とした。損害賠償のほか、文章の削除やホームページなどでの謝罪文掲載も求めている。
守る会の緊急集会で弁護団が訴えの内容を説明。金高望弁護士は守る会の主張を「計画への不安や意見を表明する、島民の当然の表現活動だ」とした上で、「表現活動を萎縮させるためのスラップ訴訟としか考えられない」とした。その上で「その動きに負けないためには運動の展開を続けることが必要だ」と話した。
リゾートホテル建設を巡っては、RJエステートが2014年11月に計画を発表、開発許可などはすでに得ている。一方、計画発表当初から竹富島では自然・生活環境への影響や住民合意の観点などから計画に反発する声が強く上がっている。竹富島を守る会が今年6~7月にネット上などで展開した建設反対の署名活動には、総数で4万筆超の署名が集まった。
島民から謝罪を求める !?
他のホテル開発グループ「星のや」などとまったく違い、ゴリ押しの酷い対応をしたあげく、対話も放棄、島民を訴えるという暴挙の RJエステートとは、一体どんな会社なのか、当の RJエステートの公式ホームページからご紹介したい。
㈱ RJエステートとは、どんな会社 !?
それでは、RJエステートとはどんな会社なのか、RJグループのホームページをご覧ください。ナイト情報が一目でわかるとは、どういうことだろうか。
RJグループは、キャバクラやクラブ、バー等の高級有名店や飲食店を沖縄・那覇エリアを中心に10店舗以上を展開している沖縄のナイト業界最大手の飲食グループです。
RJグループは、キャバクラやクラブ、バー等の高級有名店や飲食店を沖縄・那覇エリアを中心に10店舗以上を展開している沖縄のナイト業界最大手の飲食グループです。当サイトでは高級クラブの様な「JO(ジョー)」をはじめ、気軽に遊べる「ひまつぶし」やアフターなどでも利用出来る「icharibar!?(イチャリバー!?)」、沖縄の温暖な気候を満喫できるオープンカーなどの外車レンタカーの「セレブレンタカー」と様々なサービスや料金体系で堪能できる新進気鋭のキャバクラやクラブ、カラオケや飲食店をご案内します。キャバ嬢のプロフィール、写真が見られる他、最新情報など、企画イベントやキャンペーン情報を豊富に掲載し、各店のイベント情報など、お店の最新情報等「検索」機能を兼ね備えて、スマートフォンでもご覧いただけます。また、ご来店の前には割引クーポンをご用意しました。
ご来店をお待ちしております。
キャバクラが本業
ナイト業界最大手とおっしゃっています。
RJ キャバ嬢のプロフィールがみれる公式サイト
なんと・・・
竹富島開発を進めているのは、こういう会社でした。
幾つかのキャバクラ店舗以外に、観光地沖縄で外車のレンタカーショップも経営。水牛ではなく、「セレブ」会社レンタカー。これらも竹富島に導入されるのだろうか・・・。
本社はここ。
那覇市松山1-5-1 ナムラプラザビルB1F
島民を訴えた社長の一丸秀信とはどんな人物 ?
ちょっと古い記事を見つけたので引用する。今から七年前の記事である。日刊ゲンダイ『吉本興業 島田紳助復帰に怪しい元警察官をリクルート』(2012年1月16日 掲載)
沖縄逃亡時に紳助を庇護した一丸秀信氏といえば、那覇に本社を置く
キャバクラチェーン、㈱RJ(アールジェイ)の代表者で、沖縄のキャバクラ王といわれる。吉本興業はこの一丸氏を吉本に部長で迎え入れようと根回し中らしい。
一丸氏は兵庫県警に在職していた元警官である。暴対畑を歩み、一部に警察署長にまでなったと伝えられるが、これは完全な誤伝である。
「兵庫県警には一丸という姓を持つ者が何人かいて、署長以上に出世した人もいる。それと混同したもので、一丸秀信氏は在職時、目立たず、もちろん署長も経験していない。県警の一丸はほとんど大分の出身者だ」(兵庫県警関係者)
一丸氏は兵庫県警で主流を歩まず、警察と暴力団の間に立って、こっそり蓄財したとされる。が、実際には退職して九州、沖縄でパチンコホールやカードの現金化商法で小金を貯め、沖縄のキャバクラで成功したらしい。
かつて吉本が主催していた女子プロレス団体を買い取って大崎社長と知り合い、05年には、映画「晴れたらポップなボクの生活」で大崎洋の企画、一丸秀信の製作統括という結びつきとなった。
警察—暴力団の複合体じみた一丸秀信氏が吉本の部長職に就き、島田紳助復帰の原動力になるとすると、相当うさんくさい話である。一丸氏はすでに吉本の芸人や民放の紳助担当プロデューサーなどを率いて、体制固めに入っている。
これが、キャバクラ王、一丸秀信のバックグラウンドである。
竹富島の美しさはカネで作られたものではない
竹富島の美しい島は、
勝手にできたのでもないし、
勝手に金で叩いて買えるものでもない。
県内でもとくに昔ながらの街並みを残す、竹富島。今や年間50万人以上が訪れるという、沖縄を代表するの観光地ですが、その陰で島はある問題に直面していました。現地を取材しました。
伝統的な赤瓦の街並みに、集落をめぐる水牛の観光案内。竹富島にはこの日も多くの観光客が訪れていました。中でも、島の西側にあるコンドイビーチ。白い砂浜と、遠浅できらめく海が人気です。
ところが… ビーチのすぐそばに予定されているリゾートホテル建設。島は今、「開発か、伝統か」を迫られています。予定地は、ビーチの道向かい。およそ2万1千平方メートルの敷地には、コテージやレストラン、プールなどが計画されています。那覇市に本社を置く事業者は、9年前にこの土地を取得。おととし1月に、県から開発許可を受け、行政上の手続きはすでに済ませていました。
上勢頭さん「僕らも両親が海に連れて行ってくれたりおにぎりにぎって夕日見ながら連れて行ってくれたのがよくて、親になったら子どもたちにしてあげたくて。」動画を制作した、上勢頭巧さん。祖父の代から島で民宿を営んでいます。「(問題を)知ってもらいたいというのが一番です。反対反対というよりは、これが大事だと。人様が買った土地に対して建てないでくださいというのは、おこがましい気持ちもあるんですよね。宿泊施設が少ないでしょ、という事業者の意見もあるが、どんどんいいですよと、島で建てると竹富島の良さがなくなっていくのかなと思って、そういう人が、商店が夕方には閉まるからコンビニ開きます、24時間電気ついて、レンタカー、信号、お巡りさんと、利便性を求めることによって、のんびりした生活は失われていってしまう。」
「竹富島らしさ」それは、島民たちがずっと、固い決意で守ってきたものでした。
前本隆一さん「他の島にはない風景だから、観光客はくるのであって、都会と同じようなところだと誰も来ない。ただできたんじゃない、島の人の努力によってできたんだからね。」
そう話すのは、島の長老、前本隆一さん(90)
前本隆一さん「昭和33年ごろから本土からの観光客も来るようになって、私たちは竹富島を買い占めてくる人がいるから、これを買わせないように「竹富島を守る会」を作って、竹富島(の土地)を簡単に買わせないような運動をやった。「金は一代、土地は末代」という看板を建てたりしてずっと運動してきた。」
島の外から押し寄せてくる資本。自然や島の風土が守られるよう、1986年には独自のルール「竹富島憲章」を制定。翌年には街並みの価値が認められ、島の中心部が国の保存地区に選定されました。
前本隆一さん「一度壊されたら元に戻すのは難しいんですよね、何十年かかるかもわからない。だから壊させないように頑張っている。
沖縄の原風景は竹富にしか残ってないと言われているから、昔の原風景が残っているわずかな竹富だけでも保存して残していただきたいというのが私たちの本音なんです。」
生活用水は石垣島から。ゴミは西表島に。小さな島は元々、生活のインフラを島外に頼っています。
阿佐伊さん「竹富町の方からは給水の許可が出ていますがこれは年間平均数値ということで給水の許可を出していますが、夏の一番熱いピーク時というのが算出されていないものですからそれについて不安視している。」「竹富島を守る会」を受け継ぐ、阿佐伊拓さんは、他にも、環境への影響を心配しています。
阿佐伊さん「排水、浄化槽から排出される浄化の数値がどのくらいなのか島民が理解していないことと、実際にそこでどういう環境影響があるか調査もしていない。海の問題だけでなく、陸域の問題。竹富は希少生物がたくさんいます。」
2015年には、公民館の会員200人のうち、およそ8割が反対を表明。また、「竹富島を守る会」が、先月まで行ったホテルの建設中止を求める署名活動では国内外からおよそ4万4千筆の署名が寄せられました。
本土からも竹富島を守るための声を上げて !
沖縄の原風景と言われる竹富島。
その島を守ってきた300人余りの島人の八割が反対の声を上げているのに、どんな財力でキャバクラ王なのかは知らんが、これではあまりにひどすぎるというものです。
そのままの、
竹富島でお会いするために、
本土の皆さんも声を上げてもらえませんか。
竹富島に似合うのはどちらですか。
RJ グループか、
それとも水牛か、明白です。