那覇市立高良小学校が陸上自衛隊の職場体験学習 - 「総合学習」の時間とは、「隊員の子弟」になることも含むのか !?
自衛隊の志願者数が激変している。
それは、少子化ばかりが原因ではない。
2016年から集団的自衛権の行使が可能になった安保法案、南スーダン自衛隊派遣の黒塗り日報、大型兵器に膨大な税金をつぎ込みながら、派遣された兵士たちの命は軽視されていたのではないか。
集団的自衛権で、日本の自衛隊はもう既に過去の自衛隊ではなくなった。
日米の合同演習を重ね、アメリカが戦争を始めれば、実質、U.S.-Japan Coalition Troops が現実のものとなる。
その日米連合軍の日本語訳を日本政府がどんなレトリックでごまかそうとも、だ。
そんななか、
那覇市立高良小学校が、総合学習の一環として、陸上自衛隊の「職場体験学習」を行った。
総合学習の時間というのは、こういう学習のための時間だったのか。
今日は、陸上自衛隊第15ヘリコプター隊にて行われた小学6年生4名による職場体験学習の様子を紹介します♪
10月12日(金)陸上自衛隊第15ヘリコプター隊では、那覇市立高良小学校6年生4名の職場体験を支援しました。
職場体験は、小学校6年生の総合学習の一環として行われ「保護者・知人の職場に出勤し、同じ仕事を見学したり体験したりする」ことを通じて将来の夢について考える機会とするための課目です。
職場体験は、ヘリコプター隊最先任上級曹長に対する着隊報告から始まりました。今回は「授業の一環」かつ「隊員の子弟」ということで通常の部隊見学より「厳しい」姿勢で臨み、4人全員が最先任上級曹長から「声が小さい、やり直し!」と指導され、この時ばかりは彼等の表情が「こんなはずでは・・・」と緊張したものに変わりました。
その後はリラックスした雰囲気でヘリコプター整備や天井クレーンの操作を体験していたのですが、緊急患者空輸用のストレッチャーによる患者搬入を体験していると実際の緊急患者空輸要請が入り、航空機が宮古島に出動していく緊迫した様子を見守りました。
最後の課目「担架搬送」では雨の降る中約70Kgの隊員を搬送し、4人で力を合わせることの大切さを学びました。
今回の職場体験を通じて働くことの意義や苦労を知り、将来の目標について考える機会にしてくれたら良いとおもいます。
沖縄戦―少年ゲリラ部隊「護郷隊」 – 太平洋戦争とは何だったのか
日本軍は沖縄の子どもたちを徹底的に洗脳し、ゲリラ部隊として利用した。
総合学習の授業が、「将来の目標」「将来の夢」というかたちで自衛官募集のために使われるとは、
自衛官募集の
広報費用もかからず、
小学生相手に自衛隊体験。
ほんとにこんな「総合学習」でいいんですかね。