神社が裏でやっている政治活動、ご存じですか - 沖縄ヘイトデマのボギー手登根を大阪に呼んで講演会 - 日本の極右政治活動を担う神社本庁

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おおよそ「神社」というのは、

 

人々の果報や平和の祈願の場として

また祭りや観光の舞台として愛されているもしれないが、

 

子どもの成長を祝う七五三詣

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しかし

ご存じだろうか

 

神社が裏でやっている活動は、

ありとあらゆる極右政治活動だということを。

 

そこはしっかりと周知されるべきである。

  

沖縄ヘイトデマの発生源として有名な、あの極右ウヨネット番組『チャンネル桜』のキャスター、手登根安則氏が、

 

日本会議大阪で講演会。

 

その連絡先は大阪吹田市伊射奈岐神社 (いざなぎじんじゃ) である。

 

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由緒ただしい神社の趣とは裏腹に、

 

伊射奈岐神社

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沖縄デマとヘイトの有名人物を

わざわざ大阪に呼んで講演させるとは。その美しい神社の佇まいと、なんとかけ離れた政治活動だろうか。

 

手登根氏が登場した「ニュース女子」は BPO の勧告を受け、また裁判にも。八重山日報の「ハーフ女子暴行事件」デマから、名護市長選の「日ハムロス」デマまできりがない。

 

infocus.hatenablog.com

 

沖縄フェイクニュースといえばボギー手登根。もう代名詞のようである。

 

 

さらに言えば、神社本庁 = 日本会議が沖縄でやってきた数々の政治活動・・・

 

それはボギー手登根のフェイクニュースより、更に巧妙で、自民党の政治とがっちりと組んだものだ。

 

uyouyomuseum.hatenadiary.jp

 

 

  

NHK は、神社は財政的に苦しいなどと報道するが、

 

www.nhk.or.jp

 

実際、神社本庁が展開している政治活動「日本会議の潤沢な資金と日本会議国会議員懇談会などの議員連盟のご活躍をみているかぎり、

 

財政難に見えないどころか、神社への献上金、寄付や私たちが町内会費などで支払っている神社管理費がどのような形で神社の極右政治活動に使われているのか、

 

不気味としか言いようがない。

 

日本の戦後の歴史を振り返るとき、

 

戦後の日本の宗教団体は、政治に屈し戦争に加担した各教団の戦争責任を自問する事から再出発したといってもいい。

 

宗教界の歴史認識~戦争責任表明とその後(年表付き) | 宗教情報センター

教団名(発表年) ●教団としての過ち、懺悔内容 ◇謝罪対象 ★決意
日本基督教団
(1967)
●戦争を支持し、勝利のために祈ることを内外にむかって声明したこと
●「見張り」[18]の使命を疎かにしたこと
◇主なる神、世界とアジア諸国の教会と兄弟姉妹、我が国の同胞
★あやまちをくり返すことなく「見張り」の使命を正しく果たすこと
曹洞宗
(1992)
●海外伝道の過ち・・・アジア地域の人々への人権侵害
●戦争責任への謝罪が遅れたこと
◇アジアの人々
★二度と同じ過ちを犯さない
カトリック
(1995)
●日本がアジア・太平洋地域に兵を進めていこうとするとき、非人間的、非福音的な流れに気づかず、神のみ心によって果たさなければならない預言者的な役割[19]についての適切な認識が欠けていたこと
◇神、戦争で苦しみを受けた人々
★世界平和の実現・・・戦争で踏みにじられた人々の人権回復、世界的な人的ネットワークの輪の拡大、アジア・太平洋地域の人々への援助、地球環境保護核廃絶活動、差別解消活動、平和教育の促進
浄土真宗本願寺派
(1995)
●戦争への参加を念仏者の本分であると説き、門信徒を指導したこと、
●宗祖の教えに背き、仏法の名において戦争に積極的に協力したこと
◇仏祖
★すべての「いのち」を尊ぶ仏教の精神を身につけ、実践していく、平和への努力を重ねていく
真宗大谷派
(1995)
大日本帝国の名の下に、アジア諸国の人たちに惨禍をもたらしたこと
●仏法の名を借りて、青年たちを死地に赴かせたこと
★惨事を未然に防止する努力を惜しまない、戦争を許さない平和な国際社会の建設にむけて人々と歩みをともにする
臨済宗妙心寺派
(2001)
反戦を貫けず戦争協力したこと
★世界平和のために努力する
浄土宗
(2008)
●戦役に助力したこと
●アジア太平洋地域の人々の人権と尊厳を侵し、惨禍と犠牲を強いたこと
★同じ過ちを犯さない、非戦・非核武装を誓い、共生・平和の社会を創るために行動する

 

 

しかし、当の神社はどうだったのか。

 

戦争に加担した、

というどころではない、

 

日本の軍事主義の、その主軸となって国民を戦争に駆りだし、死の淵まで追い詰めた宗教組織は、

 

いったいどんな戦争責任の取り方をしたのか。。

 

ビフォー

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アフター

 

「靖国神社」 軍事施設としての醜悪さ

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日本の息吹 [大阪版] 平成30年12月号-日本会議大阪

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「これからは政治家と国民が自衛隊員に対して恩を返す時であり、それこそが自衛隊憲法へ明記であることを訴え」て署名活動。

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日本会議女性の会が集まり、美しい日本の憲法をつくる近畿女性の会として「自衛隊ありがとうアクション」を開催

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どうだろうか。

 

時代は変われど、

やっていることに変わりはない。

 

尋常ではない情熱で過去の戦争を賛美

自衛隊を賛美し強化するための憲法改正のロビー活動や署名活動。歴史教育の「正常化」とうたいながらの歴史教科書改ざん運動。

  

戦没者追悼儀式とカップリングで動員される歴史修正主義の講演会。そして県民を欺いての辺野古基地建設推進活動

 

uyouyomuseum.hatenadiary.jp

 

カミを祀るといいながら、実際には戦争を美化し、自衛隊や米軍を賛美する。

 

戦没者を追悼する儀式を、歴史修正主義の言説とカップリングして人々を洗脳する。

  

これらは、みな「日本会議」という名前を使いながら、神社本庁がやっていることだ。

 

その真実を

今度こそ日本の国民は見定めることができるのか。

 

それともまた再び

死の淵まで騙されていくのだろうか。


どんな宗教的美辞麗句でごまかしても無駄だ。

 

はっきりと言う。

いまの日本社会で、

 

神社本庁こそが、

極右政治活動の本体だ !

 

www.newsweekjapan.jp

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